XMには、経済カレンダーという便利なカレンダーが存在します。
経済カレンダーとは
XMの経済カレンダーでは、金融市場に影響を与える経済指標において、予定されたニュース発表 や政府報告書 を用いて、これからのマクロ経済事象に関する役立つ情報を提供しています。
このようになっています。
これにより、市場を常に動かすさまざまな主要な経済事象を理解できるだけでなく、正しい投資決断を行うことにも役立ちます。
というのも、世界的な経済事象に対する市場の反応は非常に早いです。
予定された出来事の時期を前もって知り、それを取引戦略に適応させることが、正しい投資判断に有効ですね。
たとえば、強気相場 と弱気相場 の両方において、利益をあげられる可能性について考えてみます。
強気相場か弱気相場かどちらに向かう可能性がある場合に、どのような変化をもたらすかを知っていれば利益を上げられる確率が高くなり、確実性が出てきます。
経済指標カレンダーのインジケータ―
経済カレンダーを常に使ったらどのようなメリットが考えられるか、まとめてみます。
1.数々の経済指標のリリース予定を知ることができるので、重大な市場の動きに対して準備することができます。
2.経済指標は経済事象に照らして取引を検討し、これらの出来事が起こった際の価格の動きを理解するのに役立ちます。
例えば、GDPの指標またはインフレや雇用の強さを知ることで、市場の変動性を予期し、ちょうど良い時期に取引のチャンスをつかむことができます。
では、インジケーターとして、どのようなデータを提供しているのでしょう
消費者信頼感指数(CCI)
毎月公表され、5,000人以上の調査結果から形成される。平均の消費者信頼感や消費力を測定する(例えば、消費者信頼感の大幅な減少は、景気悪化を示す可能性がある)。
消費者物価指数(CPI)
サービスと消費財の価格変動を測定する統計的推定である。200以上のカテゴリーにおける価格変動を公表するため、CPIはインフレの測定に用いられる。
耐久財受注
毎月公表され、将来の製造業活動における重要な指標で、納入予定の耐久財のために国内の製造業者が発注した新規注文を示す。
労働コスト指数(ECI)
国内総生産(GDP)
GDPデフレーター
経済におけるすべての財・サービスの物価水準を測定。デフレーターの使用により、名目GDPと実質GDPの差を算出できる。
鉱工業生産(IP)
工業部門(製造業や鉱業など)の生産高における変化を示す指標である。国の生産能力を示す。
鉱工業生産と設備稼働率(IPCU)
連邦準備制度理事会により毎月公表され、米国鉱工業生産の総額に関する前月のデータを示し、経済活動を測定する。IPCUは特定の業界における購買または販売を促進する。
国際貿易(貿易収支)
すべての財・サービスの輸入額と輸出額の差額を測定するものである。国際貿易収支のレベルと共に、輸入と輸出における変化で市場トレンドを示す。
経済研究所(IFO)
7,000社以上のドイツ企業の最新経済データを基にした景気動向調査。ドイツとヨーロッパにおける現在および今後の経済情勢の評価を提供する。
全米購買部協会指数(NAPM)
経済全般、特に製造業の業況を測定する。全米250社以上の調査を集計し、生産、新規受注、雇用のデータを算出する。
非農業部門雇用者数
米国の労働省により発表される月次報告書で、米国労働市場の現状についての統計データを提供する。また、経済活動の将来レベルを予測するのに用いられる。
生産者物価指数(PPI)
頻繁に用いられる経済指標で、製造業、鉱業、電気公益事業および農業において、国内生産者が受け取る販売価格の平均変動を測定する。
購買担当者景況指数(PMI)
経済活動を示し、特定の経済部門における物品やサービス獲得を担当する会社/企業従業員(購買マネージャーなど)の割合を示す。PMIが50を上回れば経済の拡大を示し、50を下回ると経済の縮小を示す。
小売売上高
消費支出を測定する月間報告書(米国におけるGDPの重要な指標)。幅広い消費者支出傾向を示すタイムリーな指標として、経済の直近の傾向を査定するのに用いることができる。
短観(全国企業短期経済観測調査)
日本銀行が日本経済の状況について四半期ごとに公表している企業統計調査。為替相場や株式に大きな影響を与えるため、日本では主要な財務指標と見なされている。
失業率
失業者の割合で、労働人口総数に対して、雇用されていないが働く意思および能力のある人口の比率により測定される。これは経済に伴って変化するため 遅行指標 であり、将来の金利や金融政策を示す。
これらが提供されていると、かなり役立ちますね
一つ一つを自分で調べるのは大変な作業だから
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